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高齢者のせん妄

幻覚(幻視・幻聴)によって、不可解な行動(態度)をする。
一般には、意識レベルの低下が原因のことが多い。
せん妄は睡眠と覚醒がはっきり切り替わらない状態にあるのです。
ちょうど徹夜明けのボーっとした状態のような感じと考えられます。

せん妄の場合

睡眠と覚醒がはっきり切り替わらない状態で幻覚(幻視・幻聴)がある場合
興奮状態や、不安な状態にあります。

睡眠の方向に向かわせるなら

落ち着かせて(場合によっては添い寝をして)眠るようにもって行きます。
無理やり寝せるのではなく、幻覚によって不安な状態にあるのですから、
落ち着かせること、安心させることが大切です。
落ち着いて眠れば、解決です。

目覚めさせる方向に向かわせるなら

話しかけ、部屋を明るくし、
注意を集中させ、はっきりした覚醒状態に導きます。
目覚めさせる場合でも、落ち着かせることは重要です。

せん妄を起こしやすいとき

せん妄を起こしているときは、昼夜逆転や睡眠・覚醒のリズムが狂いやすい不安定な状態ので、
不眠の原因を取り除き、夜間の睡眠をしっかり取れるように助けることがよいようです。
生活のリズム、特に睡眠と覚醒のリズムがちゃんとすることが大切です。

高齢者の「うつ」も認知症と間違えられる

高齢者の場合、「意欲がなくなる」うつがある。
配偶者がなくなって一人になった場合など、何もしなくなり、トイレにも行かなくなるような形で現れることがある。
失禁したり、会話をしなくなり、反応がなくなったりする。
しかし、うつは治療で治る病気であり、認知症ではない。